アイナメが釣れる時期や生態・習性・最大サイズなど『ロックフィッシュの王様』

アイナメが釣れる時期や生態・習性・最大サイズなど『ロックフィッシュの王様』

アイナメは、ヒットからランディングまで力強く鋭角なファイトを楽しませてくれる大型のロックフィッシュです。

一瞬でも気を抜いてしまうと、根に潜られたりフックアウトしてしまう緊張感のあるやりとりで、60cmオーバーにも育つ北海道・東北地方を中心に、超人気のあるハードロックフィッシュのターゲットです。

西日本を中心に人気のあるキジハタ(アコウ)やオオモンハタなどのハタ系ロックフィッシュとは少し違う、アイナメの生態や習性、よく釣れるシーズン(時期)などをご紹介します。

 

最大70cm近くまで成長する意外と成長が早いロックフィッシュ

※出典:Honda釣り倶楽部

ハードロックフィッシュ=アイナメと言えるほど、ハードロックフィッシュというジャンルの先駆けとなったのがアイナメです。

数多くいるロックフィッシュの中で最大級の大きさを誇り、50cmクラスが大物サイズとされ、最大は70cm近くの超大物サイズが釣り上げられた情報もあります。

また、成長速度が他のロックフィッシュよりも早く、4年ほどで40cmぐらいまで成長します。

  • 1年:〜20cm
  • 2年:20cm〜30cm
  • 3年:30cm〜35cm
  • 4年:35cm〜40cm
  • 5〜7年:50cm以上

地域差が非常に大きいのであくまでも目安の表です。

寿命についての正確なところは未だに分かってないのですが、十数年と比較的長く、北海道などの地域によっては70㎝近くまで成長するとされています。

 

国内どこでも生息しているが寒流色濃く寒い地域ほど大型で数も多い

国内のほぼ全域に生息していますが、専門に狙った釣りとして成立するのは、関西から北の日本海沿岸全域三重県から北の太平洋沿岸の全域に限られてしまうのが現状です。

また、寒い地域ほど大型が多く数も多くなるので、日本列島の南に行けば行くほど釣るのが難しくなります。

なので、アイナメ狙いの本拠地は北海道・東北地方となり、特に北海道では最大70㎝近い超大物をほぼ1年中狙えます。

北海道以外でも三陸地方では、北海道ほどではないが50cmオーバーの大物狙え、盛んに狙われているターゲットなのです。

 

アイナメの適水温は8度〜15度と低く産卵シーズン(時期)は晩秋〜冬

アイナメは寒流色が濃いこともある通り、最も活性が高くなる水温は、8度〜15度ほどと低いのです。

また、産卵期は晩秋〜冬に集中し、11月の海水温が下がり始める頃から産卵のために接岸してきます。

繁殖行動は40cmクラスの大きさの個体が最も活発で、メスが卵を産むとオスがその卵を絶食状態で1ヵ月間守り続けることは有名な話です。

あまり好ましくありませんが、アピールカラーのワームをこの卵を守っているオスの前に通すと、敵が来たと思わせることでいとも簡単に釣り上げることができます。

 

ショアから狙うアイナメのシーズンは高水温以外の時期

ショアからの釣りに限定すれば、北海道・東北地方では真夏の高水温期を除く時期、それ以外の地域では晩秋から春にかけてがアイナメのシーズン(時期)となります。

  • 北海道:ほぼ一年中
  • 東北:8月以外の一年中
  • それ以外:1月〜4月 11月〜12月

北海道に至ってはほぼ一年中釣れるターゲットです。

接岸し浅場に入り込むのは、どこの地域でも産卵を控えた秋~初冬に掛けて。

産卵シーズンも大型が多い時期ですが、産卵期は資源保護のために、できるだけ釣らないようにした方が今後のためになります。

コンディションの良い良型を狙うのであれば、産卵が終わり体力回復へ向かう初春から高水温になるまでの時期がベストと言えます。

アイナメは、キジハタ(アコウ)やオオモンハタなどのハタ系ロックフィッシュとは違い、メバルに似たシーズナルパターンですね。

 

アイナメを釣るために知っておきたいベイトや行動範囲

他のロックフィッシュと比較してアイナメが特に優れているのは『水圧変化に強い』という点です。

例えば、水深5mほどでもクロソイなどは、ヒットしてから水面に浮く途中で浮袋を口から出して力尽きてしまうこともありますが、アイナメは水深100mから高速で巻き上げられても最後まで暴れ続けます。

つまり、ヒットから取り込みまで暴れ続けるのがアイナメで、その力強いファイトぶりが、ロックフィッシャーマンに大人気の秘密なのです。

 

ボトムから水面までフルレンジで捕食ができる行動範囲

アイナメは、水圧の変化に強いという体質なので、それを活かして、ボトムから水面までのフルレンジを高速で泳ぐことができます。

普段はボトム付近に定位していることが多いのですが、ベイト(エサ)を追って水深50㎝程度まで平気で上下の移動をする行動範囲を持っています。

また、独特な体の形状とヒレを持っているので、堤防の壁に沿ってピタッとくっついていたり移動したりするので、アイナメ=ボトム(底)という考え方は通用しないことがあります。

 

側線が非常に多いアイナメは好奇心や警戒心がとても強い

魚の感覚器として耳の役割をしているのが側線で、多くの魚は左右一対の側線で音と振動を感知しているのですが、アイナメは片側5本、左右10本の側線を持ちます。

その全てが機能しているのかは科学的に証明されていませんが、他の魚と比較して、ルアーへの興味や警戒心が強いことから、音と振動に対する反応が非常に高いことは確かです。

ロックフィッシュではあまり使わないミノーなどの波動の大きいルアーを使っても、遠くからルアーの存在を察知し猛突進して食い付いてくることもあるほどです。

しかし、その分スレるのも早いという気難しい部分もあります。

また、意外に鈍感なところもあり、口に針が刺さっているのに気付かず、ヒットしてから動き出すまでタイムラグがあったりすることも多いのです。

 

甲殻類や小魚を中心に極めて雑食で好き嫌いのない食性なのに気まぐれ

他のロックフィッシュと同じように、カニやエビなどの甲殻類や小魚を中心に捕食しているのですが、その他にもヤドカリなどの貝類、ゴカイ系、イカやタコの軟体系なども捕食し、時にはサンマなどのベイトフィッシュとしては大きい魚まで、近くを通るものは片っ端から捕食対象としてしまう獰猛さがアイナメにはあります。

しかし、産卵を控えたナーバスな時期や、スレている・低活性の時などは、ある特定のベイトしか食べないこともあります。

また、ルアーのタイプに関しても非常に選りすぐる時があり、場合によっては、そのタイプのルアーでしか反応しないということも多くあり、エサ釣りでは入れ食いでもルアーでは全く反応しない、ということもあります。

 

よく釣れる時間帯もバラバラであるが水温の安定と潮の動きがキーポイントでナイトゲームは大型が出やすい

朝夕のマヅメ時に良く釣れるか?と言われると、決してそうとは言い切れず、むしろ陽が高くなって、気温が上昇した日中によく釣れるパターンがあったりと一概には言えない部分があります。

時間帯よりも、海水温が安定している時や潮がよく動いている時の方が活性が高くなる大切な要素です。

天候や気温により、海水温が安定しなかったり、潮止まり前後は、目の前にルアーを通しても見向きもしないことが多く、その逆になると活性が高くなったりします。

これは、他の魚と同じような動きですね。

また、ナイトゲームでヒットするアイナメは、デイゲームと比較すると格段に大型が多いことも特徴的です。

 

アイナメの仲間はクジメ・ホッケ

アイナメはカサゴ目アイナメ科に属する魚で、アイナメのほかにクジメや焼き魚定食で人気のホッケ、北海道限定のウサギアイナメなど、多くの仲間がいます。

その中でも特にクジメは、外観が良く似ているので間違いやすく、釣果情報やテレビ番組などで、クジメとアイナメが混同している場面が多く感じます。

 

アイナメとクジメの見分け方は尾びれの形と大きさ

アイナメとクジメを見分ける方法で最も判断しやすいのが、尾びれの形です。

アイナメの尾びれはまっすぐとした形をしているのに対して、クジメは尾びれの中心が丸みを帯びているのが特徴です。

他には、成長する大きさがあげられ、クジメは30cmほどまでしか成長せず、平均的なサイズは20cm前後です。

 

まとめ

  • 最大70cm近くまで成長する意外と成長が早いロックフィッシュ
    国内どこでも生息しているが寒流色濃く寒い地域ほど大型で数も多い
  • アイナメの適水温は8度〜15度と低く産卵シーズン(時期)は晩秋〜冬
    ショアから狙うアイナメのシーズンは高水温以外の時期
  • アイナメを釣るために知っておきたいベイトや行動範囲
    ボトムから水面までフルレンジで捕食ができる行動範囲
    側線が非常に多いアイナメは好奇心や警戒心がとても強い
    甲殻類や小魚を中心に極めて雑食で好き嫌いのない食性なのに気まぐれ
    よく釣れる時間帯もバラバラであるが水温の安定と潮の動きがキーポイントでナイトゲームは大型が出やすい
  • アイナメの仲間はクジメ・ホッケ
    アイナメとクジメの見分け方は尾びれの形と大きさ

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