シマノ(SHIMANO)ハードロッカーはかなり強めのハードロックフィッシュ専用ロッド
HRF®シリーズとして、ハードロックフィッシュゲーム専用のロッド・リール・ルアーを数多く販売しているDaiwa(ダイワ)
それに対して、全くと言っていいほど無関心かと思われたSHIMANO(シマノ)から遂に、ハードロックフィッシュ専用ロッドが発売されることとなり、フィッシングショーにて実際に触ってきましたのでご紹介いたします。
目次
ハードロッカーシリーズはベイト・スピニング合わせて9種のラインナップ
2018年、シマノから新たに発売されるハードロッカーシリーズは、ベイトロッドが5種類、スピニングロッドが4種類、合計9種類で、どのようなフィールドにも合わせることができるラインナップが揃えられています。
ちなみに、ハードロッカーシリーズを監修しているのは、ハタ系ロックフィッシュの立役者でもある『折本隆由プロ』です。
全てのモデルに、キャスト時やファイト時に起こるブランクスのネジレを抑え込むハイパワーXが採用されています。
- リールシート
ベイト:パーフェクションシートXT(B88XH+はファイティンググリップTypeR)
スピニング:パーフェクションシートCI4+ - ガイド
ベイト:K+LNガイド
スピニング:オールKガイド
また、ベイト・スピニング共に、携帯性を重視したセンターカット2ピースモデルとなっております。
ベイトモデルはかなりガチガチのハードロックフィッシュ仕様
実際に触ってみた印象ですが、ベイトロッドに関しては、全体的にかなりガチガチのハードロック仕様になっています。
適合ルアーウェイト・ラインを見ても、かなり強めに設定されていて、HPの概要を見ると「オールラウンダー」と書かれたモデルもありますが、一番弱いモデルでも「近くの漁港でカサゴ狙い」ではなく、40cmクラスのターゲットを狙うハードロック仕様です。
- タイプ
- パワー
- 全長
- 自重
- ルアー
- 適合ライン
- 定価
- ベイト
- XH
- 7’2″
- 130g
- 14~56g
- 14~30lb
- ¥26,000
- ベイト
- H
- 7’6″
- 130g
- 12~48g
- 12~25lb
- ¥26,000
- ベイト
- XH
- 7’10″
- 132g
- 14~56g
- 14~30lb
- ¥26,400
- ベイト
- XH+
- 8’8″
- 150g
- 16~64g
- 16~35b
- ¥27,200
- ベイト
- MH+
- 8’10″
- 140g
- 12~48g
- 12~25lb
- ¥26,800
スピニングモデルはライトな仕様〜大遠投ハイパワーモデルまで
スピニングモデルに関しては、30cm未満も狙えるライトロック系から大遠投ハイパワー仕様のモデルまで用意されています。
もちろん、メバルやカサゴがメインターゲットではなく、1ozクラスの重量リグでも扱うことができ、大型のロックフィッシュに対応するパワーを持ち合わせています。
- タイプ
- パワー
- 全長
- 自重
- ルアー
- 適合ライン
- 定価
- スピニング
- MH
- 6’10″
- 105g
- 8~32g
- MAX 1.5号
- ¥25,600
- スピニング
- M
- 7’6″
- 107g
- 6~24g
- MAX 1.2号
- ¥26,000
- スピニング
- MH
- 8’3″
- 117g
- 8~32g
- MAX 1.5号
- ¥26,400
- スピニング
- H
- 9’2″
- 132g
- 10~40g
- MAX 2号
- ¥27,600
フィールドに対応した一覧表
- 漁港・堤防
- 磯
- パワー
- ◯
- ×
- ハード
- ◎
- △
- ミドル
- ◎
- ◯
- ハード
- ◯
- ◎
- 最強
- ◎
- ◯
- ミドル
- 漁港・堤防
- 磯
- パワー
- ◯
- ×
- ミドル
- ◎
- △
- ライト
- ◎
- ◯
- ミドル
- ◯
- ◎
- ハード
キジハタ(アコウ)などハタ系狙いでどこでもオールラウンドに使うならS83MH
実際に触ってみて、スペック表も加味すると、ベイトロッドは全てのモデルが他のメーカーと比べてもかなりガチガチに作られているので、漁港から磯まで対応できてオールラウンドに使用できるモデルはありません。
陸っぱりで、夏のキジハタ(アコウ)・オオモンハタ・アカハタを狙う、ハタ系ロックフィッシュを始めようと思っている方は、スピニングモデルのS83MHが、漁港や堤防から磯まで幅広く対応でき、適合するルアーウェイトも最も使いやすい範囲だと思います。
北海道・東北地方のアイナメやソイ系でも、磯メインの大型サイズを狙う方以外なら、S83MHが最適ではないかと思います。
逆に、少し特殊ですが、ハードロッカーの強めのモデルであれば、鹿児島や沖縄に生息する大型のスジアラ(アカジン)やクエなどにも対応できる強いロッドなのです。
ダイワのHRF®シリーズと比べると無印とAIRの中間ぐらい
恐らく、1番のライバルとなるダイワのHRFシリーズと比べてみると、価格帯や使用されている素材などから、無印のHRFとHRF AIRの中間ぐらいだと思います。
スペック的には、スピニングロッドはどちらも大差はありませんが、ベイトロッドはハードロッカーの方が明確にかなり強めです。
気になる値段は実売価格20,000円前後 2018年春発売
シマノから新たに発売されるハードロックフィッシュ専用ロッド『ハードロッカー』
大手メーカーのシマノから約10年ぶりに発売されることもあってか、フィッシングショーではかなり多くの方が手にとってロッドを見ていました。
※2007年ぐらいにボトムノックというロッドがシマノから発売されていました。
本体価格は26,000〜27,000円ほどとなっていますが、実売価格は20,000円前後になると思います。
発売開始当初は価格競争が起きやすいため、もっと安く売られている可能性もあるので、気になっている方は早めにチェックして見て下さい。
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まとめ
- ハードロッカーシリーズはベイト・スピニング合わせて9種のラインナップ
ベイトモデルはかなりガチガチのハードロックフィッシュ仕様
スピニングモデルはライトな仕様〜大遠投ハイパワーモデルまで - キジハタ(アコウ)などハタ系狙いでどこでもオールラウンドに使うならS83MH
- ダイワのHRF®シリーズと比べると無印とAIRの中間ぐらい
- 気になる値段は実売価格20,000円前後 2018年春発売
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