ロックフィッシュで使うワームカラーを選ぶ時に考えたい色の意味とおすすめカラーローテーション


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ロックフィッシュで使うワームカラーを選ぶ時に考えたい色の意味とおすすめカラーローテーション

以前お伝えした『初心者でも超簡単に3種のジャンルから選ぶロックフィッシュおすすめワームカラー選択術』は、あくまでも初心者向けで、より効率よく的を絞った選択術で、いきなり何種類も揃えられない方やそれほど本格的に狙わない方向けのお話でした。

ところが、人気のロックフィッシュ用のワームには、何十種類もカラーラインナップがあるように、もっと厳密にベイトフィッシュに近づけたカラーや、北陸カラーなどの地名が付いた名前のカラーがあったりと、それぞれに意味があり、より詳細に使い分けることで、釣果アップに繋がる場合があります。

もちろん、何十種類もあるカラーを全て揃えないと絶対釣れないという訳ではありませんが、いざ釣具店に行ったり、ネットショップでロックフィッシュ用にワームを買おうと思った時、時期・釣る時間帯・釣り場の環境・メインベイト(主に捕食)になっている生き物などを考えたりし、ワームカラーを絞って購入すれば、一日に何回もカラーローテーションしなくても早く正解を見つけられたり、早すぎる見切りをつけなくても済んだり、その時に状況に対応しやすくなると思います。

そこで今回は、中級者向けに、一歩踏み込んだワームカラーを選ぶ際に考えたい色の意味やおすすめのワームカラーやローテーション選択術をご紹介します。
※ワームカラーに関しては賛否両論があるので、あくまでも私の実体験に基づいた推測です。

必ず揃えておきたいロックフィッシュ定番カラーのレッド(赤)は攻撃的な意味がありスポーニング期にも効果的

※出典:エコギア

ロックフィッシュ用のワームで超定番になっているカラーはレッド(赤)です。

科学的に証明されている訳ではないのですが、ロックフィッシュというジャンルがここまで人気になるずっと前から、このレッド(赤)という色は、ロックフィッシュに効果的であるという歴史と実績があります。

昔から穴釣りで使用される仕掛けであるブラクリの重りも赤ですし、バス釣り用のワームから派生するロックフィッシュ用のワームも、必ずと言っていいほどレッドカラーが使われます。

この色は、ディープ(深場)の太陽光が届かない暗い場所や濁りがキツいところでも見えやすいですし、スポーニング期の荒喰いしている時や縄張り意識が高い時などにも効果的です。

また、カニが威嚇しているように見えたりと、レッド(赤)には、ハイアピールな攻撃的な意味があると言われています。

キジハタ(アコウ)にはクリアーレッドが効きやすいと言われている

ロックフィッシュ全般にレッド(赤)カラーは効果的なのですが、キジハタ(アコウ)にはクリアーレッドが効きやすいと言われています。

厳密に言うと、クリアーレッドだけではないのですが、キジハタ(アコウ)は、クリアー系のカラーが効果的で、あくまでも私の勝手な予想なのですが、キジハタ(アコウ)は、ベイトフィッシュを多く捕食しやすいロックフィッシュであることから、クリアー系のカラーが効くのではないかと予想しております。

私が普段よく使用している、キジハタグラブのカラーラインナップを見てみると、クリアー系のカラーが多かったり、ベイトブレスから出ているキジハタ専用カラーもクリアー系であることからも、キジハタ(アコウ)にはクリアー系カラーが効くと予想できます。

オレンジはレッド(赤)に続く第二の定番カラーでハイアピールチャート系の意味合い

※出典:エコギア

ロックフィッシュ用のワームのカラーで、レッド(赤)に続いて定番なのがオレンジです。

レッドと意味合い的には似ている部分がありつつ、私が使用する場合の主な使い分けとしては、クロー系やホッグ系のワームでチャートオレンジカラー(クリアーでない)を使うことが多いです。

人間から見た色合いでも、チャートオレンジカラーはとても派手で、レッド(赤)とはまた違ったハイアピールカラーです。

濁りがキツい時や、20mクラスのディープエリア(深場)を狙う時、または、活性が高く甲殻類を捕食している場合にとても効果があります。

また、視認性が高いマット系のハイアピールカラーは、同じサイズのワームでも、クリアー系やナチュラル系のカラーよりもシルエットがハッキリと大きく見えるため、ワームサイズを落としやすいメリットもありますが、その反面スレやすいと言うデメリットもあります。

違和感なく自然の色をリアルに再現したナチュラル系カラーはパンプキン(茶色)・グリーン(緑)系カラー

※出典:エコギア

バスフィッシングでは定番中の定番カラーであるパンプキン(茶)・グリーン(緑)系は、ロックフィッシュでも使用できるワームカラーです。

この中には、エビに近づけた淡いイエロー(黄)系のカラーも含み、これらのワームカラーは、藻や岩などのストラクチャーや、カニやエビなどの甲殻類に近づけた、海中でロックフィッシュが実際に目にしているモノに似せて再現されたカラーです。

色の濃さなどにもよりますが、ロックフィッシュの定番カラーである、レッドやオレンジなどのハイアピールカラーは、言ってみれば、海中に存在しない不自然な色で、何だこれは?という好奇心や食欲をそそる反面、活性が低いかったりスレていたりするロックフィッシュに対しては、海中に沈んでいるゴミと一緒で、食べ物ではないと判断されます。

逆に、自然に近づけたカラーは、ごくありふれた毎日の生活の中に存在する当たり前の色で、疑いを持たれにくく、活性が低かったりスレているロックフィッシュには、それが食べ物に見えるのです。

その反面、エビが食べられない(見つからない)ようにして過ごしているように、アクションしているワームも、無事食べられずに済んでしまう場合もあります。

晴天時のデイゲームで効果を発揮するクリアホロ(透明)系

※出典:エコギア

ロックフィッシュから見てクリアホロ(透明)の色が本当に見えているの?と思いますが、ワームに光が射し込むことで、強烈にアピールするカラーなのです。

特に、ラメが入ったタイプを晴天時のデイゲームで使用することが多く、他のカラーのワームには反応がない時でも突然食いついてきたり、丸呑みするほどバイトが深かったりすることがあります。

シルエットがはっきりと見えるカラーよりもナチュラルかつハイアピールで、太陽光にラメが反射し小魚の群れに見えたり、藻や岩などのストラクチャーと同化し、先ほどのパンプキンやグリーン系と同じ効果を発揮したりと、状況が合えば万能に働いてくれるカラーです。

淡いピンク・パープル・スモーク系のカラーは効果が謎な部分が多いカラー


※出典:エコギア

エビや小魚に見えなくもない淡いピンクやスモークやパープル系のカラーは、活性が低い時に効果的と言われていたり、朝まずめに効果的と言われていたり、曇っている時に効果的と言われていたりと、様々な状況で釣果があげられているワームカラーです。

使いどころに悩むところがありますが、ロックフィッシュ用のワームには必ずと言っていいほど、これらのカラーのどれかはラインナップにあり、状況は違えど、釣果に結びついていることは確かです。

個人的な使い方としては、朝まずめ・夕まずめ・曇りの時など、太陽光が弱い時で潮が澄んで(濁っていない)いる場合に使用することが多いカラーです。

また、先ほどのクリアホロ(透明)系の補足的な使い方をすることも多いです。

他のカラーでは表現できないアピールをするホワイト系(グロー系)


※出典:エコギア

ホワイト系やグロー系のワームは、主にナイトゲームで使用するカラーですが、デイゲームでも効果を発揮することが多いカラーでもあります。

白という色は、場所や状況によって、様々な姿に変わる不思議な色で、時にはチャート系のようなアピールカラーに、時にはパンプキン系やグリーン系のようなナチュラルカラーにもなります。

例えば、砂地、堤防の敷石、小石や岩、堤防の壁、魚の腹など、ロックフィッシュが普段の生活で目にしている世界に白色のモノはたくさんあります。

そのような場所でのホワイト系の色は、パンプキン系やグリーン系と同じように、ナチュラルカラーになります。

一方、黒っぽい岩場、藻、中層に浮かんでいる時などは、不自然な色=アピールカラーになるのです。

その中でも、最もアピールカラーになるのが、ナイトゲームのグロー系のカラーです。

私が釣行している中でも、オレンジやレッドなどのアピールカラーもパンプキンやグリーン系のカラーも効かない時に、ポンとホワイトカラーのワームを投げたら、いとも簡単に食ってきたということがよくあります。

満月の夜や常夜灯の下やホワイト系とは逆のパターンで最もアピール力の高いブラック系

※出典:エコギア ダミキジャパン

結構知らない人が多い(私も知らなかった)ことが、ナイトゲーム時に月の明かりや常夜灯などが絡んだ場合に最もアピール力が高いカラーはブラック系ということです。

満月の夜や常夜灯がある場所で、ロックフィッシュが上を向いた時、光の間にワームが通るとシルエットが浮かびますが、この時最もシルエットがはっきり見えるのが黒色なのです。

デイゲームでも、太陽の光が差し込む水中との間に、黒色のワームが通ると、そのシルエットがハッキリと浮かび、他の色では表現できないアピールをすることができます。

また、ホワイト系とは逆で、濃い色の岩場や藻などの中に入ると、ストラクチャーの色と同化し、ナチュラルにアピールすることもできます。

ブラック系もホワイト系と同じく、他のカラーが効かない場面で使用すると効果がある時がよくあります。

一つ悩ましいのが、ロックフィッシュ用のワームで、純粋なブラックカラーがラインナップにない場合が多いことです。

ロックフィッシュを本格的に狙うなら常備したいカラーラインナップは7色

全て揃えるのは大変ですが、ロックフィッシュを本格的に狙うなら、是非常備しておきたいカラーラインナップは、ここまでご紹介した、レッド(赤)・オレンジ(チャート系)・クリアホロ(透明ラメ入り)・パンプキン系(茶色)かグリーン系(緑)・ピンクかパープルかスモーク(全てクリア系)・ホワイト系・ブラック系の合計7色です。

これだけカラーラインナップがあれば、よほどのことがない限り(全く魚がいないなど)、どれかのカラーにあたりがあるはずです。

と、簡単に言ってしまっても、『3種類あれば大丈夫!ロックフィッシュを始める時に揃えたいシェイプ(形)から選ぶおすすめのワーム』でもお伝えした3種類のワームで全色集めるには、合計21袋のワームが必要となってしまうので、これだけ集めるのは大変です。

あくまでも理想で、全色揃えないと絶対釣れないわけではないので、ラインナップを絞り込む時に、カラーの意味だけでも覚えておけば、状況に合わせた選択方法で、より少ない数で済むと思います。

消費する量が多いのはレッドとオレンジ系とクリアホロ(私の場合)

狙っているロックフィッシュの種類や時期などで違うとは思いますが、私がメインに狙っているキジハタ(アコウ)の場合ですと、レッドとオレンジ系とクリアホロが最も消費する量が多い(多用する)カラーです。

キジハタ(アコウ)は、夏に集中すること(時期が短め)と私はデイゲームがメインであること、また、基本的に釣れないとあまりワームを消費しない=活性が高い時に効くカラーを多く消費することになりますので、必然的にこうなるのかなと思います。

  • レッドとオレンジ系はアピールカラーで活性が高い時によく使う。
  • クリアホロは晴天時によく使う(夏は晴れる日が多い&デイゲームが多い)

晴れの日・曇りの日・時期でカラーローテーションの順番が変わる

そして最後に、私が行なっている(キジハタの場合)ワームのカラーローテーションをご紹介します。

  • 晴れ・時期◯:アピール系 → クリア系 → ナチュラル系 → ホワイト系&ブラック系
  • 曇り・時期◯:アピール系 → ナチュラル系 → クリア系 → ホワイト系&ブラック系
  • 晴れ・時期△:クリア系 → アピール系 → ナチュラル系 → ホワイト系かブラック系
  • 曇り・時期△:アピール系 → ナチュラル系 → クリア系 → ホワイト系かブラック系
  • ナイトゲーム:ホワイト系かブラック系 → アピール系 → クリア系 → ナチュラル系

カラーローテーションがよくわからないという方でしたら、是非一度実践してみてください。

また、ロックフィッシュ用に最適なメーカー別おすすめワーム一覧はこちらです。

まとめ

  • 必ず揃えておきたいロックフィッシュ定番カラーのレッド(赤)は攻撃的な意味がありスポーニング期にも効果的
    キジハタ(アコウ)にはクリアーレッドが効きやすいと言われている
  • オレンジはレッド(赤)に続く第二の定番カラーでハイアピールチャート系の意味合い
  • 違和感なく自然の色をリアルに再現したナチュラル系カラーはパンプキン(茶色)・グリーン(緑)系カラー
    晴天時のデイゲームで効果を発揮するクリアホロ(透明)系
  • 淡いピンク・パープル・スモーク系のカラーは効果が謎な部分が多いカラー
  • 他のカラーでは表現できないアピールをするホワイト系(グロー系)
  • 満月の夜や常夜灯の下やホワイト系とは逆のパターンで最もアピール力の高いブラック系
  • ロックフィッシュを本格的に狙うなら常備したいカラーラインナップは7色
    消費する量が多いのはレッドとオレンジ系とクリアホロ(私の場合)
    晴れの日・曇りの日・時期でカラーローテーションの順番が変わる

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